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2017.06.29

高耐食めっき鋼板(ZAM)でコストダウン! どぶづけめっき(溶融亜鉛)と比較

鋼製品・鉄製品のコストダウン

 

プレめっき鋼板の製造委託はお任せください

近年の鉄鋼価格の上昇や運送コストの値上がりなどを背景に、鋼製品を扱う企業様にとって製品価格への転嫁を極力避けるため、製造コストの削減は大きな課題となっていることでしょう。

そこで、弊社で溶融亜鉛メッキ製品の製造を請け負っていたお客様のコストダウン事例をご紹介します。

 

 

溶融亜鉛めっき製品のコストダウン

コストダウンを実現したお客様は、主に道路用コンクリート製品を製造しておられるコンクリート二次製品メーカー様です。

道路側溝用プレキャスト製品を製造する際に、PC型枠に「横断枠(おうだんわく)」と呼ばれる鋼製の部品をセットし、コンクリートを流し込んで製造しておられました。

弊社では、この「横断枠」の製造を請け負っておりましたが、材料の一部を高耐食めっき鋼板(ZAM製品)に切り替えることでお客様のコストダウンと品質向上に貢献できました。

 

コンクリートプレキャスト製品の横断枠

 

 

 

ZAM鋼板(ザム鋼板)への切り替え

 

ZAM鋼板(高耐食めっき鋼板)とは?

ZAM鋼板(高耐食めっき鋼板)とは、あらかじめ鉄鋼メーカーでめっき処理をされた鋼板です。

高耐食めっき鋼板は、日本工業規格 JIS G 3323「溶融亜鉛ーアルミニウムーマグネシウム合金めっき鋼板及び鋼帯」に制定されています。

溶融亜鉛めっき(ドブ漬けめっき)された鋼板と比較して、高い耐食性があります。

 

鉄鋼メーカー「日新製鋼株式会社」が開発した高耐食めっき鋼板が「ZAM(ザム)」です。

 

ZAMの耐食性、加工性、耐摩耗性メリットに着目し、弊社では製品材料の一部にZAMを取り扱っており常時在庫しております。

通常の鋼板と亜鉛めっき鋼板

 

 

後めっき製品からの切り替え

通常の横断枠の製造は、鋼板を切断後、曲げ加工し溶接をします。最後に溶融亜鉛めっきで防錆処理を施したものが、いわゆる「後めっき」です。

 

横断枠の主要部材が鋼板から作られていること、ZAM鋼板が溶融亜鉛めっきと比較しても耐食性が高く十分な品質が保てることから、今回の切り替えをご提案いたしました。

 

切り替えまでには、サンプル品の製作、検証、調整を綿密に行い、都度問題点の改善や品質への不安を一つずつ解消し、慎重に進めていきました。

そして、製品の一部から切り替えをスタートし、徐々に種類を増やしていただきました。

最終的にそのお客様の横断枠製品はすべてZAM鋼板製をご採用頂き、後めっき品と比較して5%~8%のコストダウンを実現できました。

 

 

 

プレキャスト製品成型後の付帯作業が大幅軽減

 

コンクリートが剥がしやすくケレン作業が緩和

ZAM鋼板製への切り替えによって製品代のコスト削減に成功できましたが、削減できたのは製品代だけではありませんでした。

コンクリート成型後に発生していた付帯作業が大幅に軽減できたのです。

 

横断枠を打ち込んだプレキャスト製品は、成型・脱型後、横断枠に付着したコンクリートをきれいに落とすためにケレン作業を行います。従来の後めっきで製造していた横断枠は、鉄に付着したコンクリートが剥がしにくく、この脱型後のケレン作業に時間を費やしておられました。

しかし、ZAM鋼板は後めっき品と比較してコンクリートが剥がしやすく、ケレン作業がスムーズに進み付帯作業時間が短縮できました。

 

 

変色がなく補修作業が大幅軽減

さらに、ZAM鋼板はコンクリート成型後の変色がなく、補修作業が大幅に軽減できました。

後めっきの場合は、コンクリート成型時にさまざまな条件によって溶融亜鉛めっきとの化学反応が起こり表面が黒色に変色してしまうことがあります。このような場合には補修作業が発生しておりました。しかし、ZAM鋼板は化学反応による変色は起こらず同時に補修作業も発生しません。

 

このように、メンテナンスの上でもメリットがあり大幅な付帯コストの削減と生産性向上に貢献できました。

 

コンクリート成型後の溶融亜鉛めっき横断枠変色の様子

 

 

 

高耐食めっき鋼板について

 

取り扱い高耐食めっき鋼板

新日鐵住金グループ 日新製鋼株式会社 亜鉛めっき鋼板「ZAM」

鋼材検査証明書(ミルシート)もご準備できます。

 

プレス加工性に優れた鋼材

ZAM鋼板はめっき層がしなやかで、平滑なためプレス加工性に優れた鋼材です。

同鋼種でめっき種のみ異なる試験材を同一のプレス加工条件で比較しても成型後のフランジ残量が少なく優れた絞り成形性があります。

 

ZAM鋼板 規格表 めっき付着量

めっき付着量(日新製鋼規格)
付着量記号 両面3点平均最小付着量(g/m2 両面1点最小付着量(g/m2
K06 60 51
K08 80 68
K10 100 85
K12 120 102
K14 140 119
K18 180 153
K20 200 170
K22 220 187
K25 250 213
K27 275 234
K30 300 255
K35 350 298
K45 450 383

新日鐵住金グループ 日新製鋼株式会社  ZAM 規格表より

 

 

プレめっき鋼板に関するよくある質問 Q&A

高耐食めっき鋼板(プレめっき鋼板)に関するよくある質問をまとめました。

 

Q:切断面や端部の切り口から錆が発生しますか?

A:サビ止め効果の高い塗料で防錆処理をしています。

ZAM鋼板はめっき層から溶け出したアルミニウム、マグネシウムを含む緻密な亜鉛系保護被膜が 端面部を覆うことにより耐食性が保たれますが、さらに当社では切断面に防錆効果の高い塗料を塗って処理を行っております。

高耐食めっき鋼板(プレめっき鋼板)の端部切断面

 

 

Q:溶接の焼け跡は残りますか?

A:残念ながら多少残ってしまいます。

補修用スプレー等での改善策を試しておりますが現在のところ完全に消すことのできる対処法が見つかっておりません。溶接位置の変更など少しでも目立ちにくくできるよう、お客様とご相談して調整させて頂きます。

高耐食めっき鋼板(プレめっき鋼板)の溶接焼け跡

 

 

Q:めっき付着量はどのぐらいですか?

A:規格によってめっき付着量が異なります。

鋼材の規格によってめっき付着量が異なりますので、ご使用のZAM鋼板規格がお分かりの場合は、上記の「ZAM鋼板めっき付着量」をご参考ください。

 

 

Q:後めっきからの切り替え後も同じ精度を出すことができますか?

A:高精度な仕上がりです。さらに軽量化も図れます。

高耐食めっき鋼板(プレめっき鋼板)への材料の変更によって精度が下がるということはありません。

むしろ、3.2mmなど薄板の加工品は溶融亜鉛めっき時に反りが発生しやすかったのに対し、ZAM鋼板は反りが発生しないため高精度な仕上がりを実現できます。めっき時の変形を懸念して薄物材料が使用できなかった場合などは大幅な軽量化も図れます。

そのため、ZAM鋼板に切り替えてから今までよりも精度が上がったと多くのお客様に喜ばれております。

 

 

Q:サンプルの製作はできますか?

A:サンプルの製作はもちろん可能です。

お気軽にお問い合わせください。小片カットサンプルのご提供も可能です。

 

 

 

 

ZAM等の製造委託のご相談

自社製品を亜鉛めっき鋼板で試作してみたい。亜鉛めっき鋼板にチャレンジしたがうまくいかなかった、など、ぜひ、弊社へご相談下さい。

一貫生産体制

 

弊社では、110トン2クランクプレス他3台、シャーリング機2台、レーザー加工機3台、20名以上の熟練溶接者など最新鋭の加工機と一貫生産体制を自社で備えております。溶融亜鉛めっき自社工場も併設しております。

 

CADオペレータも常駐し、設計・開発の段階からお打ち合わせが可能です。

 

 

 

お問い合わせ・サンプル品製作のご相談は

株式会社宝機材 TEL:058-327-2222 FAX:058-327-2223

>>お問い合わせフォームはこちら

※ご相談の際は詳細確認のため製品図面をお送り頂きますとスムーズです。

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