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2021.01.22

クリーンルーム用グレーチング(床材)の特注・ご相談

クリーンルーム用グレーチング

工業用クリーンルームの床材としておすすめのグレーチングについてご紹介します。

 

 

塵埃が命取りになる「半導体」の製造

スマホ、パソコンなどのIT機器をはじめ、家電、自動車部品にも使用される半導体。ロボット化や自動運転システムなどが進むIOT社会において、半導体は欠かせません。

半導体は製造時のわずかな塵や埃が製品不良を引き起こす要因となるため、工場内はクリーンルームで空気の清浄度が維持されています。

 

 

工業用クリーンルーム(ICR)のグレーチング

クリーンルーム垂直層流方式のグレーチング

高い清浄度が要求される半導体工場などに適合するクリーンルームは空気の流れを一方向にコントロールして清浄度を保つ「垂直層流方式」と呼ばれる構造が用いられます。

垂直層流方式では天井からきれいな空気をクリーンルームへ流し、室内の塵や埃と共に床下へ排気するためグレーチング(格子状のパネル)などの穴あきの床板が使用されます。

このように開口率の高い床を使用することで、クリーンルームの4原則、「堆積させない」「排除する」効果を上げています。

クリーンルームの4原則

  • 持ち込まない
  • 発生させない
  • 堆積させない
  • 排除する

※主にJIS B 9920/ISO 14664-1:クラス5以上、(旧)米国連邦規格:クラス100以上のクリーンルーム

 

 

導電性の床で静電気対策

半導体製品はホコリだけでなく静電気も放電による破壊など、トラブルを起こす原因として考えられます。

近年は半導体の微細化と高集積化が進んでおり静電気破壊のリスクも高まっているようです。 スチール(鉄製)グレーチングは電気を通しやすい導電性です。

精密機器工場の他にもインク材やシンナーの使用で火気厳禁とされる塗装工場では、導電性の床を取り入れて設計することで静電気対策、帯電防止等で活用できるのではないでしょうか?

また、絶縁性素材に比べ空気中の浮遊微小粒子が床材に付着しにくいこともスチール(鉄製)グレーチングを採用するメリットの一つでしょう。

塗装ブース用グレーチングの実績紹介はこちら

塗装工場に使用されたグレーチング

塗装ブースのグレーチング施工実績について詳しくはこちら

 

 

設計上のグレーチングの問題点

パンチングメタルや格子形状のパネルなど床材として使用されるものの多くは規格サイズが定められています。

そのため、サイズの自由度が少なく設計しにくい、または、施工しにくい、といった問題はございませんでしょうか?

例えば、クリーンルーム内では天井面の給気位置や製造設備のレイアウト等考慮して気流が最適になるように設計されますが、その際、床の開口面積をエリア別に調整したい場合があります。

また、重量物に強度が耐えられるように耐荷重を変えたいといった要望も考えられます。

そこで、クリーンルームや工場プラントのグレーチング床で弊社が開発した新しい軽量型グレーチングをご紹介いたします。

 

 

脱炭素・軽量型・開口調整ができる床

ハイテングレーチング

従来より強度が高いハイテングレーチング

「ハイテン鋼」という鋼材をご存知でしょうか?

建築、機械設備、船舶、車両などで広く使用されている鉄鋼の代表的な規格に一般構造用圧延鋼材の「SS400」があります。道路用の一般的な鋼製グレーチングにおいてもSS400が使用されています。

「ハイテン鋼」はSS400よりも強度が高い鉄鋼材料で、同一強度を確保する際に薄肉化ができます。

弊社では、SS400よりも強度が高いハイテン鋼(高張力鋼)をグレーチングの主部材すべてに使用した「ハイテングレーチング」を開発し、製造・販売をおこなっています。

ハイテングレーチングは従来の鋼製グレーチングと比較して鋼材の使用量を削減、製品の軽量化を実現しています。
2008年の販売開始以降、全国の公共工事や民間工事で使用されており販売実績は380万枚を超えています。

「ハイテングレーチング」について詳しくはこちら

 

 

開口率の自由度

ハイテングレーチングは主部材を薄肉化しているため同一荷重条件でも主部材がスリムにでき開口率がアップできます。

グレーチングの開口部比較

 

開口率を倍にしたい

主部材ピッチを広くしたグレーチング

主部材のスリム化による開口率向上だけでなく、主部材のピッチを調整することで開口率を上げることも可能です。

例えば、塗装ブースのグレーチングについて一般的には30mmか35.3mmであるところ、主部材間の隙間を60mmで特注製作することで開口率を広げました。それにより塗膜が目目詰まりするまでの期間が伸び、ブースの維持メンテナンス費削減に活躍しています。

他にも舗装埋設用製品の45mmピッチなどの実績がございます。

舗装埋設用製品「カルバートクリエイター」について詳しくはこちら

 

 

開口率を最小にしたい

また、商業施設の入口部では特にハイヒールの食い込み等、歩行の安全を確保するために隙間を5mmでカスタマイズしたグレーチングが活躍しています。

主部材ピッチが最小のグレーチング

隙間5mmの極細タイプ「レボ細目グレーチング」についてはこちら

 

 

軽いフロア材の利便性

ハイテングレーチングのメリットは強靭性もさることながら、最大の特長は軽量性です。同一設計の従来グレーチングより平均30%軽量化されています。定期的な清掃時など床を取り外したい時にも扱いやすく現場のニーズにマッチします。

 

従来鋼製グレーチングとの比較

ボルト固定式グレーチング

ボルト固定式グレーチング
溝幅300用 細目 T-25
  記号寸法 重量
従来品 TBH 400X995X44 43.2kg
ハイテン NBH 400X995X32 33.7kg

22%軽量化

U字溝用グレーチング

U字溝用グレーチング
溝幅300用 あら目 T-14
  記号寸法 重量
従来品 TUP実寸290X995X44 24.2kg
ハイテン NUP実寸290X995X32 15.6kg

35%軽量化

 

脱炭素・グリーン調達

ハイテングレーチングは従来品より鋼材使用量を減らし軽量化されたことで、運搬時や鉄材料の生成過程で排出されるCO2の削減につながっています。

多くの企業でSDGsやグリーン調達への取り組みが推進されているなか、脱炭素社会に貢献する環境負荷の小さい次世代製品と言えます。

弊社のSDGsの取り組みについてはこちら

 

 

安定供給

今まで海外からグレーチング等の資材を輸入されていた場合、新型コロナウイルスによる供給不安が起きたところもあったのではないでしょうか。

弊社は材料仕入れからめっき加工、そして出荷まで国内工場で一貫生産を行っていることから、安定して製品を供給することが可能です。

供給事情悪化の際にも安心のサプライヤーとして。

鋼製加工品一貫生産

 

 

受賞・認定(ハイテングレーチング)

従来のスチールグレーチングと同じ
  • 公共建築協会 評価書取得
  • 第2回素形材連携経営賞 素形材センター会長賞 受賞
  • 岐阜県産業経済振興センター事業可能性評価 最高Aランク取得
  • 施工実績官民共に販売実績全国で380万枚突破(2021年1月現在)

 

施工実績一例

新東名掛川地区/名神高速湖東三山スマートIC/観音山トンネル/国道19号線多治見バイパス/名古屋空港/陸上自衛隊霞日駐屯地/札幌ドーム/清水寺/湯西川ダム/JR九州熊本工場/中京競馬場/神奈川県東菅小学校/長久手南部浄化センター/千葉県浦安市テーマパーク 他多数

 

クリーンルームのグレーチングを設計する前に

グレーチングの作り方パネル

クリーンルーム用床材は正方形のパネルになっていることが多く見受けられますが、圧接式グレーチングは幅約1m×長さ約6mの大きなパネルから切り出されて製造されます。

正方形である必然性が無ければ、経済性と機能性を両立する新しいフロア設計の可能性を検討されてはいかがでしょうか?

ハイテングレーチングで床の厚みを薄くして軽量化したり、梁や支持脚の数を減らすことでコストを抑えることが可能かも知れません。

クリーンルームを設計される際は、ぜひお気軽にご相談下さい。

ハイテングレーチングについて

技術資料について

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