課題解決実例集

ドレーンクリエイター盗難・跳ね上がり

ドレーンクリエイターで修繕工事が行われた現場　岩手県一関市

岩手県一関市発注による歩道改修工事にてハイテン鋼製側溝「ドレーンクリエイター」が施工されました。

現場は歩道部でＵ字溝150mmツバ付きグレーチングが設置されていました。坂道でスピードの付いた自転車が通る時に蓋が跳ね上がり騒音が発生しておりました。

騒音対策のためにグレーチングのアングル裏側に騒音防止ゴムを貼り付けて音を軽減する対策も検討されていましたが、自転車通行量が多い場所のためゴムの劣化が早く頻繁に取り替え交換する必要があるのでは、と危惧されていました。

今回の現場には、グレーチング蓋を固定化し騒音の問題を根本的に解決するために鋼製側溝が採用されました。

ハイテン鋼製側溝ドレーンクリエイター

ハイテン鋼製側溝「ドレーンクリエイター」は小口径の鋼製側溝で、既設の150mmU字溝が設置されていたスペースとほぼ変わらない幅での設置ができます。また、蓋がボルトで固定されているためグレーチングのガタツキや跳ね上がることがなく根本的な騒音の解決ができます。

さらに、軽い側溝のため手で持ち運ぶことができ重機不要で人力設置ができ効率的に施工が進められます。

今回の現場で使用したドレーンクリエイターは、側溝内径約150×150mm、長さ1m、グレーチング蓋の荷重T-2、細目タイプです。重量は側溝本体と蓋のセットで22.5kgと大変軽量です。

掘削スペースも小さくて済み、ドレーンクリエイターの施工にかかった時間は６時間と大変短い工事で全長4mの修繕が完了しました。

修繕工事後は自転車の横断時もグレーチングがガタつくことなく騒音問題が解消されました。

蓋の固定化により、グレーチングにゴムを貼る騒音軽減措置ではなく、がたつき・跳ね上がりを防止する根本的な問題の解決ができ交通の安全をはかることができました。

鋼製側溝を設置してグレーチングのガタツキを解消した現場

施工していただいた業者様からは「施工時に何も問題はなく、スムーズに工事できました。」とお言葉をいただきました。