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2017.08.25 おすすめ情報
グレーチング細目の特集!軽い細目グレーチングの定番
一昔前のグレーチングの主部材ピッチは普通目(粗目、並目)でしたが、車イスや通行の安全が考慮されたバリアフリー概念が出始めたころから、主部材間の隙間を狭くした細目グレーチングが誕生しました。一般的に車道は普通目、歩道は細目と考えられています。細目グレーチングはバリアフリーに最適ですが以下の不便さもあります。
1.値段が高くなる
細目にすると、主部材本数が多くなる分、重量も増え一般的に製品代が高くなります。
2.重量が重くなる
細目グレーチングは普通目グレーチングに比べ重たくなります。グレーチングは基本的に人力で敷設していく場合が多いですが、1キロ重みが増すだけでも作業者の負担は増え、重たくなったと感じるものです。
3.持ち上げにくい
基本的に細目グレーチングは、指が主部材間に入りずらいため、取手を付けたり、専用ツールで持ち上げたりします。
4.集水能力が普通目に比べて下がる
主部材本数が増えることから普通目グレーチングと比較して雨水を取り込むための開口率が下がり、ゲリラ豪雨時の排水能力が劣る場合があります。
以上が細目と普通目グレーチングの違いですが、普通目グレーチングのように主部材ピッチを広くすると、やはり通行の安全が阻害されてしまいます。そこで、そういった細目の不便さを少しでも解消したハイテングレーチングをご紹介します。
細目グレーチングならハイテングレーチング
ハイテングレーチングとは、主部材に強度の高いSS鋼材を使用した鋼製グレーチングで、従来の鋼製グレーチングに比べ重量が平均30%軽量化されています。一部製品では、普通目の鋼製グレーチングよりも軽くなる場合もあるほど軽量化された製品です。
JIS道路側溝300用グレーチング T-25 L=1000
主部材ピッチ | 従来スチールグレーチング | ハイテングレーチング |
---|---|---|
普通目 | 35.2kg | 27.5kg |
細目 | 42.3kg | 30.5kg |
さらに、お値段も従来のグレーチングより安い定価設定です。公共工事でも民間工事でもハイテングレーチングの普及が進み、弊社の約9割以上がハイテン鋼を使ったグレーチングに変わりました。ホームセンターなどでもハイテン鋼を使った軽いハイテンU字溝グレーチングが多くのお客様にご購入されています。
極細目やスリップ防止ニーズに応えるために
以上が細目ハイテングレーチングのメリットですが、細目グレーチングにはもう一つ別の製造方法で需要家さまのニーズにお答えしたものがございます。それがレボ細目グレーチングです。
商業施設のバリアフリー対策
たとえば、あるショッピングモールでは、細いハイヒールや対策やゴミの流入防止のために、より隙間の狭いグレーチングが求められておりました。そこで、隙間最小5ミリのレボ細目グレーチング(極細目タイプ)が採用されました。
園児の細い指が入らない蓋対策
ある保育園からは、水たまりの解消のためコンクリート製集水桝の蓋の設置にあたり、「車両が通行できて、かつ、園児の細い指が挟まらぬよう隙間をできるだけ小さくしたい。」とのご要望をいただきました。レボ細目グレーチングは以下の写真の通り、タバコすらも通さないピッチ間隔です。
レボ細目グレーチング(極細目タイプ)
冷凍食品工場のすべりやすい床対策
ある冷凍食品を扱う工場では、滑りやすい床の転倒防止のニーズがありました。そこで、凹凸の大きい部材を使用したハードノンスリップタイプのレボ細目グレーチングが採用されました。
離型剤を扱うすべりやすい床対策
また、ある会社様からは、ゴム製品を型からスムーズに取り出すために使用される離型剤が原因で床が滑りやすくなるというお悩みをお伺いし、強力なグリップが効いたグレーチングをお探しでした。
細目ニーズに応える「レボ細目グレーチング」
このような、さまざまな現場のニーズにお応えできたのが「レボ細目グレーチング」です。
レボ細目グレーチングは、主部材と主部材の間に使用する補助部材をカスタマイズできることで、通常の細目グレーチングよりもお客様のニーズに的確にお応えした進化した細目グレーチングです。