食品工場の床に使用したレボ細目グレーチングセレーテッドタイプ

兵庫県宝塚市内の冷凍食品を扱う工場にレボ細目グレーチング（セレーテッドタイプ）が納入されました。

食品工場の床のグレーチングが滑る

今回の納品させていただいた工場は、冷凍食品を主に扱う滑りやすい現場でした。一般的に食品工場は、水、洗剤、油（脂）などで足元が滑りやすい場所があります。

そういった滑りやすい所での転倒防止対策として、模様付きの縞鋼板や滑り止め加工されたステンレスグレーチングなどの排水蓋を設置しますが、想像以上に滑るケースも多々あります。

防滑スプレーなどでの対策

今回のような滑りやすい現場では、床材表面に摩擦係数を高めるスプレー材を用いて対策する場合がありますが、日々の清掃で摩耗が早いケースもあり耐久性が十分とは言えません。

エンボス模様が大きい側溝蓋

そこで、今回活躍したのがセレーテッドと呼ばれる滑り止めが強化されたグレーチングです。

「セレーテッド」という加工は、道路側溝などに使用されるグレーチングの部材とは違い、大きな「波」模様でエンボス加工が施された部材です。

従業員が安心できる労働環境

工場スタッフの方からは「これなら安心！」と喜んでいただけました。

また、レボ細目グレーチングは軽量化構造で従来の細目グレーチングよりも軽いため清掃時の負担も軽減できます。スリップ防止とグレーチングの軽量化が図れ、安心安全な労働環境づくりに貢献できました。

食肉加工工場の油脂対策にも

食肉加工工場の床が牛脂で滑るため対策したい、工場の階段に使用したいなど、多くのお問い合わせを頂いております。

対策したい現場に合わせて隙間をできるだけ小さくした極細目セレーテッドや、すべての主部材をセレーテッド加工にしたオールセレーテッドもございます。

HACCP対応の床に｜転倒防止と衛生管理を両立

転倒防止によって従業員の安全を守ることは一般的衛生管理の基本であり、水はけのよいグレーチングでの清潔な環境維持は細菌汚染リスクの低減につながります。

レボ細目セレーテッドグレーチングは、日々の課題解決とHACCP対応を同時に実現する一手なのです。

工場の転倒リスクと衛生管理を、一枚のグレーチングで解決しませんか？