課題解決実例集
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マルチメンテシート 景観 管理負担軽減
アスファルトと側溝の隙間に生える雑草の対策した事例
- 長寿命
- 経済的
- 工期短縮
- 現場名
- 千葉県柏市
- 日付
- 2016.11.16
千葉県柏市内において歩道部と車道部境界の雑草対策が行われました。
(施工前状況)アスファルトとコンクリート境界から生える雑草
歩道部とコンクリート側溝の境界から雑草が生え、景観を損ねておりました。
根の深い種類の雑草が生えているため抜きにくく、また、定期的な除草作業が行われていたものの、根本的な解決には至っていませんでした。
粘着性の高いシートで雑草対策
マルチメンテシートはアスファルトを活用したシートで耐久性が高く、火で炙って施工箇所に密着させながら貼って施工していきます。そのため雑草の種子が入り込みにくく、粘着テープタイプの防草シートに比べて剝がれにくいメリットがあります。
また、雑草対策としてだけでなく、側溝など水路の亀裂補修・漏水補修としても活用できます。
防草シートの施工手順
(前処理)道路側溝とアスファルト舗装部境界の雑草除去
あらかじめ、コンクリート側溝とアスファルト舗装部の境界から生える雑草を抜き、ゴミや汚れなども取り除きます。
(下地処理)プライマー塗布
この後のマルチメンテシートの密着性を向上させるために、下地処理としてプライマーをシートを貼り付ける全面に塗布します。ローラーや刷毛(ハケ)などを使用し、しっかり塗ります。
(防草処理)芽止めテープの貼り付け
コンクリート側溝とアスファルト舗装部の目地境界に芽止めテープをガムテープなどで貼り付けていきます。
「芽止めテープ」は長繊維不織布の防草シートで、繊維の密度が高くハサミを強く刺しても破れないほど丈夫です。この芽止めテープをセットで使用することで防草の効果をさらに高めることができます。
※弊社の芽止めテープは「東レ株式会社」のマントル・防草シート(品番:G2150BK)を使用しています。
(アスファルトシート施工)マルチメンテシートの貼り付け
マルチメンテシートの貼り付け面をガスバーナーで炙り貼り付けていきます。
さらに、貼り付けた表面から端部をしっかり炙ります。さらに全体的にも炙り少し溶かします。
プライマーは可燃性のため、塗布後に指に触れてつかない程度までよく乾かしてください。
※気温25度で約20分。天候などを考慮して確実に乾かしてください。
雑草対策工事施工完了
施工完了です。施工延長25メートルの防草工事が約2時間で終了しました。
施工したのは初冬でしたが、春・夏の草の成長が早い季節の防草効果に期待できます。
施工から8ヶ月後も剥がれなし
2016年11月の防草工事から8か月後の2017年7月現在の様子です。
マルチメンテシートの剥がれやめくれはありませんでした。
また、マルチメンテシートを施工した場所からは雑草が一切生えておらず、逆にシートが貼られていない箇所からは、かなり生い茂っており顕著に効果が出ている状況でした。
お客様の声
柏市役所のご担当者様より「今まで扱った防草商品は長くて半年、悪いものは数日で剥がれてしまっていたが8ヶ月たった今も剥がれがなく問題なし!今後も経過を見ていきたい。」と、高評価を頂きました。