よくある質問
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かさ上げグレーチングについて
グレーチング種類「かさあげ」について
かさあげタイプのグレーチングはコンクリート蓋の代用品で誕生したグレーチングです。
コンクリート2次製品(工場であらかじめ作られた側溝)に使用されることが一般的で、コンクリート蓋を入れるためのスペースに合うようにパイプで高さを嵩上げしているため「かさあげ」と呼ばれます。
かさあげグレーチングの用途区分
かさあげグレーチングはコンクリートメーカー各社の側溝製品や都道府県型タイプ、国土交通省タイプなど側溝の規格サイズに合わせて設計されます。JIS側溝、可変側溝、国土交通省タイプ、騒音抑止型などがあります。
かさあげグレーチングは置いて蓋をするだけのタイプがほとんどですが、開閉して側溝に雪を流し入れるための流雪溝グレーチングや、跳ね上がりや騒音を防止できる簡易固定グレーチング、サイズが4分の1でも豪雨や盗難被害に対応できる防災型グレーチングなど機能的なかさあげグレーチングもあります。
かさあげグレーチング設計時の注意点
サイズについて
コンクリート側溝の製品名やサイズをご確認ください。かさあげグレーチングは各社製品に合わせて規格化されているものも多くあります。
かさあげグレーチングのサイズ表記は幅と長さに加えて、荷重条件を満たすのに必要なグレーチングの高さ、かさ上げするパイプの高さ、蓋を入れるための段差部分である全高で表します。
例えばJIS道路側溝(落ちふた式U形側溝PU2・PU3)溝幅300用T-25の場合、次のようになります。
幅410×長さ995×高さ38+55mm 全高95mm
グレーチングの仕様
あら目(普通目)または細目のいずれかをご指定下さい。
荷重条件
T-25、T-20、T-14、T-6、T-2、歩道用の区分に分かれています。
グレーチングの荷重条件について詳しくはこちらのページもご覧ください。
車両進行方向
かさあげグレーチングは縦断側溝用として設置される場合がほとんどです。詳しくはコンクリート製品の仕様をご確認ください。
縦断用グレーチングと横断用グレーチングの違いについてはこちらのページもご覧ください。
規格サイズ・図面
- JIS道路側溝用
- 自由勾配側溝用