グレーチングメーカー宝機材|やさしい環境をあなたとつくる

グレーチングの宝機材

技術資料 受枠の施工要領

グレーチングの変形、騒音発生、コンクリートの破損は、受枠の施工不良が原因です。 受枠の施工は次の注意事項につきまして十分注意していただき、施工をしていただきますようお願いいたします。
左右の水平度
左右の水平度
みぞぶたタイプの一般側溝、一般横断型の受枠は、左右が連結されていないため、段差、角度等に注意して、水平を保つように施工してください。
継ぎ目部の段差
継ぎ目部の段差
受枠の継ぎ目部に段差があると、グレーチング上面のレベルが不均等になり、継ぎ目部に渡ってグレーチングを敷込みますと、変形、騒音の発生などの原因となります。
継ぎ目部の一致
継ぎ目部の一致
受枠の継ぎ目とグレーチングの継ぎ目が一致するように施工してください。
ボルト間寸法の確認
ボルト間寸法の確認
ボルト固定式グレーチングの受枠は、グレーチングのピース穴位置と受枠のボルト位置が一致するようボルト間寸法に注意しながら施工してください。
正方形集水桝
ボルト間寸法の確認
正方形集水桝用グレーチングの受枠は、アンカーのある辺と車両進行方向が直角になるように向きに注意してください。
縦断勾配のある路面
縦断勾配のある路面では、グレーチング上面が路面勾配と一致するように施工してください。

○適性

勾配のある路面へ施工する場合は、路面完成後コンクリートカッタにて路面を切断し溝を加工すると、勾配の一致が容易です。

×段差

受枠の取付け角度は、路面勾配と90°にしてください。グレーチングの脱落及び騒音の発生の原因となります。

×勾配が不一致

車両の走行がスムーズではなく、またグレーチングに大きな衝撃がかかりコンクリート破損の原因となります。
コンクリートの打込み幅
コンクリートの打込み幅
受枠の背面から100mm以上(Z型、W型は150mm)確保してください。
コンクリートの圧縮強度
使用するコンクリートの圧縮強度は21N/mm2以上としてください。

施工方法の一例

みぞぶた

一般側溝、一般横断タイプ通し枠(L)

一般側溝、一般横断タイプ通し枠(L)
受枠の背面に釘穴が開けてあります。受枠と横材を図のように釘で取付けますと、型枠への固定水平保持が容易です。

ボルト固定タイプ通し枠(LBT)

ボルト固定タイプ通し枠(LBT)
受枠には、グレーチング固定用のボルトが固定されています。型枠施工時にボルト間寸法とグレーチングのピース穴位置が一致するよう注意してください。

ますぶた

暗渠上の場合

暗渠上の場合
暗渠上にスレート板等でふたをし、その上に四周型枠を組み、ますぶたをセットしてください。コンクリート打設後にます穴部のスレート板を壊し、開孔してください。

溝幅よります穴が大きい場合

溝幅よります穴が大きい場合
ます穴の内側の型枠上に受枠を乗せて、路面のレベルと一致するように施工してください。

受枠の高さが決まっている時に耐荷重を上げるグレーチング

受枠をコストダウンするグレーチング

主部材に強度の高いSS鋼材を使用して薄肉・軽量化したハイテングレーチングは、その特徴を活かし、受枠の高さが決まっている現場において工事費をコストダウンできるグレーチングとして多くの実績を残しています。

>>ハイテングレーチング製品ページへ

入れ子式で新しい枠を設置するリニューアル工法「リフタス」

桝や側溝の既設蓋より一回り小さい枠を「入れ子」のようにセットし、隙間にグラウト材を充填することで新しい受枠を固定するリニューアル工法です。蓋・枠共にハイテン鋼を使用。従来の強度基準は満たした状態で軽量化+固定式にできます。

>>リフタス製品ページへ

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